【感想】相棒season15 第17話『ラストワーク』
2017年3月1日放送の相棒season15第17話「ラストワーク」の感想記事です。
ゲスト:渡辺哲 西山繭子 尾上寛之
脚本:森下直
監督:内片輝
平均視聴率:15.5%
30秒でわかるあらすじ
動画投稿サイトに、初老の男性が拳銃を持った男に脅されながらステーキを食べている動画が投稿された。
ネット動画クリエイター・スガチーこと中鴨昌行による投稿であったが、「リアルな犯罪動画」なのかそれとも「フィクション」なのか、警察は判断しかねていた。
"調査"を開始した特命係は初老の男性が大屋嗣治(渡辺哲)であることを突き止めたものの、スガチーによる犯罪動画投の稿は止まらない。
ついに、湖から大屋の死体が発見されるに至ってしまった。
果たしてスガチーが大屋を殺害したのか、目的は何なのか...
感想
今回は、ネット動画がテーマの1つでした。
恐らくYouTubeを意識しているのでしょう。
でも...スガチーの映像サムすぎでしょwww。
「広告収入で1億円以上稼いでいる人気クリエイター」という設定でしたが、あんなしょぼいラップでそんなに稼げるんでしょうかね。
ドラマの中での話ですし、本気で捉える必要は無いんでしょうが、YouTuberに対しての偏見を感じてしまいました。
詳しくない人が今回のドラマだけを観たら、「YouTuberはやっぱりクズなんだな」ってなっちゃいそう。
スガチーの元々の動画内容も「事件現場で不謹慎なことをする」という設定でしたし。
犯罪動画だと確定していないのに警察が捜査を始めることは「表現の自由を侵害する」という風に描かれていました。
だからといって動画を放置していたら本当に犯罪動画だったときに警察の責任が追及されるため、特命係に"捜査"ではなく"調査"をしろとの指示が出た、と。
表現の自由の線引きはとても難しい問題です。
このテーマでそれこそ映画が撮れるくらいに。
でも、今回の描き方は何かイマイチな気がします。
リアルかフィクションか判明していないのに動画を配信停止にするのなら、表現の自由を侵害したことになるのでしょうが、今回はあくまで"捜査"です。
果たしてそれが"侵害"にまでなるのかどうか...。うーm
前回はシリアスな内容で、クスッとできる場面がありませんでしたが、今回はソコソコありましたね。
例えば、冠城が湖の捜索をさせられている場面とか。
右京さんが仮病(腹痛)を使って内村刑事部長の呼び出しを無視してたのも面白かったです(笑)
「こんな山奥だとクマが出そう」という言葉にビビる伊丹刑事もいいですねw。
相棒はこういうユルいシーンも魅力だな、と思います。
まとめ
以上相棒season15第17話「ラストワーク」の感想でした。
なんか文句みたいな内容になってしまった...。
次回はなんと最終回!3/22に2時間スペシャルです。
もう最終回か~。しかも2週間もお休みとか。
でも、青木の野望や社さんの秘密が明らかになるそうなので楽しみにしていたいと思います。
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